「旅ぢから」とは個人が海外を旅行する上で出会う様々な局面に適切に対応できる能力を指す造語です。現在のアジア各国は、個人が日本国内同様にブラリと行くことができる程、身近なものになっていますが、未だに危険だと思い込んでいる方が多いのも事実です。しかしながら、仮に海外の方が日本を全く知らずに国内を旅行すれば私たちと同様の事態を招くでしょう。逆に実際、どのような危険があるのかを正確に把握できていたなら、私たちもアジアの各国を旅行することができます。講義ではビザの取得方法などの基本から、海外の宿泊施設の予約、現地言語の基礎会話などを国別に具体的に教えます。
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上記の養成講座を現地にて実践することを目的としています。海外のビザの取得(通常、海外では旅行者が各国大使館に出向いて取得します)、現地での格安航空券の購入方法、現地公共機関の利用などを実際に現地にて指導します。便宜上、ツアーと名付けましたが、現地では会員の皆様が自分で行き先を決定し、実際に行くことができるように情報の提供を私たちの役割と考え、滞在期間のほとんどは各会員の自由行動が基本になります。現地で全く別行動を取られても構いませんが、最も危険な場面が多い出入国の際にはお付き合いするとともに、空港からホテルまでは必ずボランティアが同行いたします。このような内容であるため、海外旅行の経験のある方にとってはご自身で行かれた方が良いでしょう。海外での経験が浅く自信のない方のために設けられたツアーです。
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アジアを旅行していると「日本人は英語を話せない」という評判が定着しつつあります。日本の中ではそういった評価をなかなか受け入れられない方も多いようです。では、本当にASEANの各国では日本人よりも英語をよく話すのでしょうか。答えは残念ながら「イエス」です。正確には日本人は一般的なASEAN諸国の人々よりも英語をよく読め、文法も知りながらも英語で話すことができないのです。つまりこれはヒアリングの問題とともに、自分の発する音を相手がどのように聞いているかが分からないという経験不足から生じています。この講義の目的は英語を教えることではありません。みなさんが既に知っている英語を使いどのように相手とコミュニケートできるかという実習です。高校で習った英語を話すだけで十分に会話できるようになります。講師は鹿児島大学の留学生です。
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この講座は「旅ぢから養成講座」をさらに専門的に解説いたします。現地での生活のみならず文化・歴史的な側面からとらえ様々な問題点を浮き彫りにします。また、全23回を予定している講義の約半分を現地語の習得に当てています。アジアに留学を予定している方や、仕事で現地に出張しなければならなくなった方などを想定しております。一般の方々でも十分に楽しめるように考慮してはおりますが現時点では希望者の数を把握することが難しく専門性の高い講師の依頼などから開講の時期は未定です。10名前後を定員としておりますので、希望者は可能であればグループで申し込まれた方が確実だと思います。現在開講できる講座の「フィリピン」「ベトナム」「マレーシア」「タイ」の中からいずれかをお選びください。
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タイ・カンボジア・フィリピンの孤児が18歳になるまで教育資金援助を目的とした親子の縁組みを行います。便宜上の親子であるために孤児が独立した後は連絡を取り合うことは一般に難しくなります。現在のところ、現地での孤児院等の団体の信頼の問題、マニラなどにおける孤児院にさえ属さないストリート・チルドレンの問題、さらには国民の8割までが貧困層だと言われる国において援助をどこまで行うかという根本的な問題を抱えているのが現状です。依って「アジアの里親」募集を現在行っておりません。場合によっては現地における当法人の起業による援助をも視野に入れてどのような援助が可能であるかを検討しております。
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